Lowe Motor Corporation CD Reviews 26 Feb. 2010
Lauriが偽名(?)でやっていたLowe Motor Corporation(Lowemotor Corporation表記のときもあり)というハードロック系のバンドがあるが、「Soul of a Pagan」というシングルが€1.5で投げ売りされていたので購入。アルバムは持っていない。
メンバーは、
Claudia Carnal – Vocals
Pexi Corner – Guitars
Lars Parachute – Bass & Hammond B3 Organ
Joel Paranova – Keyboards
Flamin’ Tent – Drums
このバンドでは何故かLars Pøderという芸名だったが、このシングルでは名前がさらに「Lars Parachute」となっている。しかもハモンドオルガン(゜ω゜)
シングルの内ジャケ……最強にうさんくさい。ベースが四弦なのは珍しい。
このシングル、開いてみたら動画つきだった。わーい得した☆ といってもヴォーカルのあまり個人的には好みでないヴィジュアルのお姉さんがストリップバーで踊っている横でLars PøderさんだかParachuteさんだかはベースのストラップをパンクよろしくお尻まで下げて半裸で演奏しているという、微妙なMVなんだけど……。(MVについてはこちら )まあしかしレアだし€1.5だしお得な買い物には違いない!
ちなみにこの曲、B級な感じだけどベースラインはまあまあかっこいい。ゴリゴリした感じっていうのか、あまり私がLauriに求める雰囲気ではないが。いや、これはLauriではなくLarsさんですが。 きっと作風が別なんだろうー。ハモンドオルガンはどこに入ってるんですかね(゜ω゜)ここかなーというのはあるがキーボードと区別がつかないや。
曲は、カップリングの「Bleeder」共々、キーボードのJoel Paranovaという人が作っている。
Almah , guest CD Reviews 25 Feb. 2010
Angraのヴォーカル、Eduardo Falaschiのソロアルバム「Almah」。一応バンド形式で、ギターはEmppu Vuorinen(Nightwish)、ドラマーはCasey Grillo(Kamelot)というメンバー。
レビューであんまりメタルじゃないという意見があった気がしたんだけど、思ったよりフツーにメタルかな……? Lauriがこのアルバムではいろんな奏法を駆使してるよーみたいなことを言ってたけど、面白さでいうとまずまず普通かな。
キャッチーでかなりポップで爽やかな感じの曲に急にジャズっぽいベースが入っていたりとか、何か確かにいろいろとやっているんだけど、全体としてそれが、あまり活かされていないような気も。もっとも、このタイプは聞き込むとツボる可能性はなきにしもあらずなので第一印象がイマイチでも後々ハマる可能性はあり。
しかしヴォーカルとギターの音量が大きすぎて(普通なのかもだけど)正直ベース聞こえづらいわ。笑
最大の問題は、個人的にあんまりEduの声が、男らしくて健康的な感じなので好みではないということかも……Eduのバンドなのに失礼なリスナーで申し訳ない……。
実はAngraは私がメタルというジャンルを初めて知ったバンドで、そのアルバムのヴォーカルは旧メンバーのAndré Matosだった。私はメタルのヴォーカルはあんまり好みじゃないけど、例外的にAndréさんだけは好きな声だったから、メンバーチェンジ以降の作品は聴いていなかった……。
余談。日本盤のセルフライナーノーツにて、Lauriが選ばれた経緯について、Eduが音源を送ったらLauriが絶賛の返信を送ってきた……という話のくだりで、
とりあえずメールで音や資料を彼に送ったんだ。そしたら、確かメールで返事が来て、『エドゥ! おまえスゲェなぁ、信じられんねぇよ、このmotherfucker! 次から次へ、スゲェいい曲が出てくるもんだから、ウッソじゃねぇかと思ったぜ、motherfucker!』みたいなことが書いてあって(笑)、彼が曲をすごく評価して、レコーディングに参加したいと言ってくれたことが僕にもすごい励みになったよ。
(゜ω゜)ちょっと(゜ω゜)
Lauriのセリフをこんなチンピラ口調に訳すとは何事か( ゜д゜)
Lauriの喋り方は少なくとも英語ではこんな口調になるイメージないんだけど!!(Eduはブラジル人だからやりとりは英語のはず)まあこれは間接的に伝わっているから本人の発言そのままではない&さらに翻訳の人がLauriを知らなかったので勝手なイメージで訳しましたーということにしておこうそうしよう。
Warmen Related Things 24 Feb. 2010
今や別のベーシストになってしまったのでLauriと直接関係はないが、Warmen10周年ライヴのセットリスト。ググってもなかなか見つけられないSEO的にどうなのっていうWarmen公式サイト より抜粋。( )はゲストヴォーカル。
Japanese Hospitality
Eye Of The Storm (Timo Kotipelto)
Spark (Timo Kotipelto)
Beyond Abilities
They All Blame Me (Jonna Kosonen)
Goodbye (Jonna Kosonen)
Alone (Jonna Kosonen)
The Evil That Warmen Do
Fallen Angel (Pasi Rantanen)
Lying Delilah (Pasi Rantanen)
Separate Ways (Pasi Rantanen)
Somebody’s Watching Me (Alexi Laiho)
人気の高いSalieriシリーズは徹底的に回避し、微妙とされる歌モノをいっぱい詰め込んだセトリ。まあゲストの都合なのかな?
注目すべきは「They All Blame Me」が演奏されているってことだ。あの曲を他の人が弾くとどうなるのか、聴いてみたかったなー! たぶんこの曲も微妙な歌モノってカテゴリなのかもしれないけれど、私にとってはWarmenで1、2を争う名曲。
観客撮影の動画も見つけたけれど、いずれも「Somebody’s Watching Me」で、Alexi目当ての観客が多いと見た……。新ベーシストのJyri Helkoさんは、ヘヴィ・ロック系の人なのかな? Lauriとはかなり雰囲気が違っており、見た目もLauriとは違う意味でネオクラ・メタルとはかけ離れた印象。Somebody’s〜を全編スラップで弾いてた。まあそれくらいスタイルが違う方がいいかも。
live video , Stratovarius Videos 24 Feb. 2010
Stratovariusの去年の北京公演の動画。ちゃんと音を録っているわけではないものの、一応プロカメラゾーンから映してある半プロショット……。ちょうど舞台を見上げる感じになって、臨場感溢れる!笑
これはStratovarius史上初の中国本土公演だったらしい。新生Stratovariusはどんどんツアーする国を新規開拓しているのもすごい。
だがしかし多分この映像の問題なのか会場の音響の問題なのか、ドラムとベースばかり必要以上によく聞こえる……まあ聞こえないよりはいいのだが。
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Hunting High and LowはStratovariusきっての名ポップス。ロックファン、ましてメタルファンにとってはポップという言葉はあまり良いイメージでないのかもしれないが、個人的にはいい意味でこれはポップスの名曲だと思っている。原曲の嫌がらせのようにつまらないベースライン(多分Jariもライヴではアレンジしてた気がする)もきらびやかにアレンジしまくるLauri。このアレンジが良いのか悪いのかは決めかねるけど、既に頭にインプットされてしまって、たまに原曲を聴くと違和感……。
0:45〜にLauriの笑顔攻撃のアップもあるよ(*´∀`)Lauriのにこにこ笑顔は世界を救う。3:13〜にはピッキングのアップも(*´∀`)
VIDEO
これまた音量バランスが悪いのが残念だが……まあベースは聞こえるのでミーハー的には良しとしよう。そういう問題じゃないけど。
基本的にはテンポのいい曲が好みなんだけど、この曲に限っては後半のバラード(?)な楽章がより好きかもしれない。特にこの映像でいえば6:25〜あたりからのとこ。
7:35〜あたりのベースラインのアレンジが大好き。こういう曲調だと心から良いと思える。念のため滅多に聞かない過去CDを聴き直してみたが元は全然こんなのではなかった。
この映像シリーズは他にもあったけど、ステージ下手から撮影してるので反対側のJensがほとんど映らないのが残念……Lauriは出張してくるから結構映るんだけど。
Matias君はかっこいいけど、ステージアクション&ヴィジュアルの向上が課題ではないかと……まあ今のあかぬけない感じがStratovariusらしくていい気もするけど(*´∀`)
Manna , MV CD Reviews 24 Feb. 2010
アルジェリア×フィンランド人の女性シンガー、Mannaのソロアルバム「Sister」。
シスター
Mannaさんの声自体はどちらかといえば好きだが、甘くてスローなポップスナンバーが続き、全体として個人的にはさほど好みではない……。
しかもLauriが弾いてるのは2曲だけ。というわけで今後このアルバムを通して聴く回数は限られてくるだろう。あくまで私の好みに合わなかっただけで、曲が悪いとかではない。
そんな中では一番メロディ的にも好みな曲に参加していたのはよかった! この一曲だけミュージックビデオが作られているから、シングルカットされたのかな? この曲は、ギタリストがHIMのLinde(Mannaの元夫だそう)、ドラマーがUltra Bra、Scandinavian Music Group等のAntti Lehtinen、という人だそう。
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この「I Gave In」のMVはLauriがバックバンドとしては異例なほどよく映っており、しかも服もかわいい☆ 撮影用の衣装なのでいつもの70年代ファッションではなかったり、四弦ベースを弾いていたりと、レアなものが見られます。Lauriの美しいステージング(?)が映える! 映りも美人だしかっこいい! YouTubeのコメント欄はLindeさんのファンで埋まっている けどLauriの方がアップで映ってるし負けません……!
というわけで、私的にこのアルバムの重要点として「Lauriが美しく映っているMVが付属している」というのがあります(*´∀`)(MVは日本盤CDにはデータで付属していた。輸入盤についてはわかりません)
他にもメタルバンドで名を馳せているアーティストなどが参加しているようで、日本では主にそちら方面で売り出していたようで? でもメタルを期待して聴いたらさらに「??( ゜д゜)」ってなると思うけど。
♥ , Jonna's Problem , live video , pro-shot Videos 24 Feb. 2010
Jonna’s Problemのスタジオライヴ映像発見。
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この曲大好き!! 間奏のベースリフで目立ってるのもいい☆
Jonnaちゃんは歌巧いし声もかっこいいし、ヴィジュアル的にも綺麗だけどセクシー過ぎないサバサバした感じで好み。彼女にしかスポットライトがあたらなくて、他三名は完全にバック演奏陣扱い感はあるが……
とはいえ手元のアップも映っている。とにかく、Lauriほど美しいフォームでベースを弾く人は滅多にいない! と私は思っている。背が高すぎてライトの範囲外って感じで顔は全くわからないが……顔なんて見なくてもわかる。
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こちらは、Mötley Crüeのカバーらしい? 寡聞にして原曲を知らないけど、ギターがかっこいい。
♥ , clinic , Finlandia , FME , live video Videos 24 Feb. 2010
“Finnish Metal Expo”でのベースクリニックの映像。
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当然MCがフィンランド語なので何を言っているか完全に不明なのは残念でならない(´;ω;`)
前半でハーモニクスの実演をしており、フィンランディア賛歌 も弾いている☆☆
最後あたりにKämäräinenさんも登場するが演奏シーンは入ってない。
昔から使っている、某ロックバーのステッカーを貼っているESPのベースを使用してる。このベース大好きだ……見た目が。現役なのは嬉しいけど、見る度にこういうデザインのベースが欲しくなって困る。笑
♥ , live video , Marzi Nyman , pro-shot Videos 21 Feb. 2010
2006年ごろの、ギタリストのMarzi Nymanさん率いるレコーディングセッションみたいな映像を発見。
http://www.emi.fi/jukebox/play/312/outroitus_ja_studiosessiot
何のジャンルになるのかわからないが、すごくかっこいい曲☆☆ 人が多すぎて(ドラマーが3人もいるのにはびっくり!)Lauriを含め誰がどこを弾いているのかは正直よくわからないが……だんだん盛り上がってロック耳にもツボる。笑
Marziさんのソロアルバム・その名も「Marzi」にLauriが1曲だけ参加しているらしいので、その情報を検索していたところ発見したんだけど、この曲がそのアルバムに入ってるんだろうか。でもアルバムのトラックリストを見ると、Lauriが参加してるのは2分くらいの曲だけなんだけど……笑 なにしろ情報がフィンランド語ばかりで読めない。Marziさんはシベリウスの曲を弾いていた映像 を見て以来気になるので、通販でアルバムを買ってみることにしよう。
演奏ポーズもアグレッシヴなLauri! Stratovariusなどで見せる派手な動きはステージ用パフォーマンスかと思っていたが、これが素なんだろうか?
でもちゃんと楽譜見て弾いてるから不思議な感じだ。笑
last.fm , Stratovarius Misc. 20 Feb. 2010
Last.fm でStratovariusのPolarisのトラック一覧の再生回数を眺めていて、Emancipation Suiteだけ人気無いんだなあーと思ったら、どうやら表記が分散しているらしい。
CDの記載を見る限り正しくは
Emancipation Suite Part I: Dusk
……のようなのだが、
Emancipation Suite: I Dusk
Emancipation Suite Part I Dusk
Emancipation Suite I: Dusk
Dusk (Emancipation Suite Part I)
Emancipation Suite Part I: Dus
Emancipation Suite Part I- Dusk
Emancipation Suite Part I : Dusk
Emancipation Suite, Pt. I: Dusk
Emancipation suite Part I – Dusk
Emancipation Suite, Part I: Dusk
Emancipation Suite (I Dusk)
Emancipation Suite I – Dusk
Emancipation Suite (Part I: Dusk)
Emancipation Suite Part I (Dusk)
Emancipation Suite, Part 1: Dusk
Emancipation Suite 1 (Dusk)
Emancipation suite (part 1 Dusk)
Emancipation Suite (part 1:Dusk)
Emancipation Suite Pt 1
Emancipation suite part 1: dusk
Emancipation Suite (Part 1: Dusk)
などなどなどなどなど
人によって違う名称でscrobbleしているために、正しく集計されていない! パートIIも同様で、中にはパートIとパートIIが入れ違ってる人や、つなげて1トラックにしてる人もいるのでさらに分散する。
間違い申告が集まると、管理サイドが自動的にリダイレクトして統合される設定にしてくれるようなんだけど、相当数のリスナーがいないと厳しいのかもしれない。Museの某シンフォニーが同じように分散しまくって統合されていないっぽい様子から考えるとかなり期待薄?
もーLauriがこんな紛らわしいタイトルつけるからだよ(*´∀`)Polarisの中でこの曲だけ人気がないかのように見えるのは遺憾であるため、せめて2番目にリスナーの多い「Emancipation Suite: I Dusk」あたりが正しい方と統合されてくれないものか。
というわけでLast.fmユーザの方は Emancipation Suite Part I: Dusk 表記にぜひ投票を……
TunnelVision CD Reviews 19 Feb. 2010
TunnelVisionの1stアルバム「While The World Awaits」。
Tunnel Vision While the World Awaits
Lauriのプロデビューバンドらしい。本人はインタビューであれはプロに入るのかな? みたいなことを言っていたが、明らかに立派にプロだと思うのだが。
まだあんまり聴いてないけど、結構良い感じ! っていうかLauriもいいけど、古くさいキーボードが異様にかっこいい。70年代プログレに通じるノリ……これはツボ!笑 でも確かキーボードは2ndと違う人なんだっけな。
プロフィールによるとLauriは1994年にベースをはじめたらしい。で、TunnelVisionの1stは1999年作品。単純に考えるとこのときLauriはベース歴たった5年ということになるが……あ……ありえない!(゜ω゜)笑
若さ溢れる勢い重視なロックバンドならまだわかるけど、TunnelVisionは全パートが競って超絶技巧を披露しまくるぜーみたいなプログレメタルバンド。Lauri以外のメンバーはもう少し上世代のようなので、それなりにキャリアもありそう。
とはいえ、実はそれまでに10年間チェロをやっていたわけだから、普通の人がいきなりベースを弾きはじめるのとは違いそう。チェロの仕様とか全く知らないのでどの程度技術が共通するのかはわからないけど。
しかも5年といっても、音楽学校で専門的に学んで、なおかつ家でも寝る暇も惜しんでずーっとベースを弾き続けていたらしいので、ふつうの人の5年間とは密度が違うのだろう。もちろん生まれながらに才能があったんだろうけど、すごい人って絶対それだけじゃないと思う。
……ってこれCDレビュー? しかし他に適当なカテゴリがないのでこのままです。
Emma Salokoski Ensemble , last.fm , Peter Lerche , Stratovarius Misc. 17 Feb. 2010
Lauriの主要な各バンドのメジャー度をLast.fm でのリスナー数で比較してみるしょーもない企画です。Last.fmユーザの嗜好はかなり偏っているイメージがあるけれど、そこは深く気にしない。
オムニバスで一部参加やゲスト参加などアルバム1枚に満たないケースは省略。他にもあるかもだが、とりあえず思い出せる範囲で。
Stratovarius (288,039)
Warmen (53,969)
Kotipelto (36,202)
Emma Salokoski Ensemble (11,214) *Trioと表記分散につき合算
Almah (9,520)
TunnelVision (2,635) *同名異バンド含む
Torpedo (1,969) *同名異バンド含む、というか多分ほとんどそっち……
Jonna’s Problem (742)
Lauri Porra (581)
Lowe Motor Corporation (559) *表記分散につき合算
Esa Kotilainen (288)
Ben Granfelt (267)
Kriya (139) *同名異バンド含む
Crazy World (113)
Peter Lerche (12)
……確かに、某Tolkkiさんの言うように、LauriはStratovariusに加入することがなければ、世界的に知られることはなかったのであろう……。私もきっと知らなかっただろう。そしてそのStratovariusリスナーでもLauriを知らない人はまだ結構いるだろう。ちょっと、せつない……。
Warmen・Kotipelto・Almahは、Janne・Koti・Eduファンがちょっと聴いてみるかーって感じのサブプロジェクトバンドなので、リスナー数自体は多めだけど、ベースなんて脇役扱いで多分誰が弾いてるかなんてことはほとんどの場合認知されていないと思われる(Warmenなど実際には大活躍しても認知されてない……)。
そんな中、Emma Salokoski Ensembleはフィンランドローカルの「邦楽」であり、かつLast.fmではロックバンドの人気が非常に高いことを思えば(ESEはロックではない)、かなり人気があるほうじゃないかな! 世界的にはまだまだ知られていないと思うので、もっと人気が出て欲しい。個人的にも大好きだし、Lauri自身も「メイン・バンドの1つ」と位置づけている(ソロアルバムのライナーノーツより)ようだし。
……それはともかくとしても、私は、Kriyaがここまでマイナーとは 思っていませんでした!!!!(´;ω;`)そりゃLauriにびっくりされるはずだ。(私は本当にこのアルバムが大好きで大好きでしょうがなく、公式ページに書き込んだら、Lauri本人に「それ持っている人が居るとは思わなかった、かなり入手困難だから」みたいなことを言われた)ああ、もったいない。ほんとうに超いいアルバムなんだよーーー日本ではHMVやAmazonの通販で売っているので比較的手に入りやすいよ。
Peterさんソロの12人 っていうマイナーっぷりも相当すごいが。しかしポジティブに考えれば、Last.fmユーザの中で私以外に11人も聴いている人が!! そもそもあまりPCやiPodで音楽☆ってタイプの人が聴くジャンルじゃないと思うし、世の中にどれほど膨大な音楽が存在するかと思えば、まあ妥当な数字かも。
Interview , photo Misc. 16 Feb. 2010
Haastattelut: Porra, Lauri :: Imperiumi.net
http://www.imperiumi.net/index.php?act=interviews&id=530
In Finnish, with a handwriting pic.
I don’t know what is this anyway “Haastattelut” means interview.
なんだかわからないけど、手書きの解説(?)メモ写真があります
Kriya , Peter Lerche CD Reviews 16 Feb. 2010
Lauriの参加アルバムをいくつか通販で注文していた中、最も期待の高かった、件のフィンランド×インドなバンドKriyaのギタリストでもある、Peter Lercheさんのソロアルバムが到着☆
Kriyaを聴いて感動したPeter Lercheさんの気品のあるエキゾチックなギターサウンド! 果たして演奏が良かったのか曲が良かったのか細かいことはわからないんだけど(笑)ふだんはロックでばかり聴いているエレキギターの新しい世界を見た気分だった。
正直マイナーすぎて、HMVやAmazonどころかRecord Shop Xにも売ってないしで、探すのが大変だった。こちらの通販で購入。http://www.cdroots.com/
でもこれはアタリな予感! まだサラっとしか聴いてないけど、Kriyaから変態成分を削減してオサレ化したような感じかな? 正直メンバーはかなりKriyaと被ってるし。こっちのが安心して聴ける感じ。もっとも、あの変なところがKriyaの魅力でもあるので、やっぱり個人的にはKriyaの方が好きかもしれないけれど。
♥ , Kriya , Peter Lerche CD Reviews 4 Feb. 2010
フィンランド×インドのエキゾチック不思議サウンド「Kriya」。(バンドの紹介はこちらのエントリーで 。)
現在手に入るLauriのアルバムの中で、どれか一枚だけ最も好きな作品を! と言われたら私は多分このアルバムを挙げるかも。という感じの、お気に入り&オススメ作品。30秒ずつ試聴できるページを見つけたので、ぜひ聴いてみてね! http://ml.naxos.jp/album/ABCD210
さてこのアルバムは、ギター、エレキヴァイオリン、アコーディオン、カンテレ(フィンランドの伝統楽器)などなどいろいろな楽器が使われているので、ロックバンドみたいに「ここはギターのパート」とかがイマイチ私にはわからなくて……どこがなんの音、などの理解は間違っている可能性大!笑 まあ、かっこよければなんの楽器でもいいってことで(*´∀`)
下記は少し前に書いた一言感想。もうちょっとマシに書き直したい……。
聴くたびに変わっていくけれど、特に好きなのは#1、#2、#6 & #7、#9 かなー。基本的にはアップテンポで派手な曲が好き。
1. Ganesha(曲:Peter Lerche 詞:トラディショナル)
お気に入りの曲のひとつ!(*´∀`)冒頭からギターがいきなり超かっこいい! 普段ロックしか聴かない私にとって、こういうのは新鮮だった。そこにベース・ハーモニクスと、Sarathiさんのヴォーカル、アコーディオンなども入ってきて、どこに揃ってるのか理解できない不思議なリズムがクセになる……。
後半はパーカッションや普通のベースなども揃ってにぎやかな感じに! ドラムが超かっこいい☆ もちろんベースも! 全体としてこの曲は、若干ヨーロッパ寄りな感じかな?
2. Saalina(曲・詞:Pauliina Lerche アレンジ:Pauliina & Peter Lerche)
この曲もすごく好きー! Pauliinaさんのメインヴォーカルのちょっと癖のある濃い感じが、フィンランド語のエキゾチックな響きと相まってすごくいい(*´∀`)パーカッションもかっこいいし!
この曲のベースは本当にかっこよくて、巧く言葉にはできないいけれど気品のある雰囲気といい、細かいところまでいちいちツボ。間奏のソロもかっこよくって好き。Sarathiさんの歌とユニゾンしてる楽器はエレキヴァイオリン……かな? もう何でもアリ過ぎて……でもその不思議な感じがいい!
3. Hanuman(曲・詞:トラディショナル アレンジ:Kriya)
短い一曲で、お祭りっぽい☆ Sarathiさんの熱いのか脱力なのかわからない歌……笑
4. Buddha(曲:Peter Lerche 詞:トラディショナル)
瞑想にぴったりの一曲
5. Käin Minä(曲:Peter Lerche 詞:トラディショナル)
イントロがとある有名曲を彷彿とさせるも、そこからエキゾチック世界が展開。キラキラした音はおそらくカンテレかな?
エキセントリックな二人のヴォーカルと、Gulfamさんのタブラが、異国情緒を通り越して若干の異世界感を盛り上げ……良い意味でマイペースなベースはこの世に魂をつなぎ止める命綱のようである。
6. Vandee Maataram(曲・詞:トラディショナル アレンジ:Sarathi Chatterjee, Lauri Porra, Mikko Kaakkuriniemi)
イントロからLauri的世界観全開。ソロアルバムに入っていても違和感がない雰囲気。
そして、Sarathiさんとのこの相性の良さはなんなんだろうか! ベース、パーカッション、歌だけの不思議な曲(最後の方のギターぽい音も多分ベースだと思うが、違うかなあ?)で、第一楽章ですって感じでそのまま7. に続く。
7. Virsi(曲・詞:トラディショナル アレンジ:Pauliina Lerche)
前の曲からなだれ込んで、歌がPauliinaさんに代わり、途中から入ってくるストイックでかっこいいギターが最高! さらにSarathiさんのお経のようなヴォーカルも入ってきたりとか。大音量で浸ってトリップしたい感じ。
前の曲と合わせて聴きたい。こういうゆったりしたテンポの曲でツボるのは私的には珍しい。ハーモニクス加算ポイントが大きいかもだけど。
8. Champagne In Her Shoe(曲:Peter Lerche)
ロックンロール? ロカビリー? みたいな感じで始まるけど、Sarathiさんの歌というかスキャットでやっぱりエキゾチックに展開。でもこのアルバムの中では一番ロックなのかもしれない。楽しい一曲。
9. The Harvest(曲:Lauri Porra)
唯一Lauriが単独名義で書いている曲だけあって、これもLauri的世界観全開。
ベース on ベースな感じで始まり、そこにギターなどで一通り盛り上がったあと(この展開がまた非常にLauriの曲っぽい……!笑)Sarathiさんの衝撃の歌により謎の世界に到達……!!
これも比較的民族色は薄めで、根は結構クラシックなのに前衛的でもある、不思議な現代音楽って感じ。8:24とアルバム中最も長く、若干冗長な部分がある気もするが、全体としてとてもお気に入りの曲!(*´∀`)
10. Patanjali(曲:Peter Lerche 詞:トラディショナル)
め、瞑想向けその2(゜ω゜)
11. Jasmiinikukat (曲:Peter Lerche 詞:Pauliina Lerche)
クロージングな雰囲気、夜が似合いそうな静かできれいな曲。静かだけどキラキラしていて、Pauliinaさんの歌も味があって退屈な感じではない。
このアルバムは、Peterさんのエレキギターもすごくツボ。エレキギターって、こんな顔も見せるんだな……! って言いつつしつこいが一部楽器が判別できていないため実はここはギターじゃなかったなどあるかもだけど。笑
fashion Misc. 2 Feb. 2010
最近、偶然判明したのだが、LauriがPolarisのレコーディング時のこの写真↓で着ているTシャツは「Von Hertzen Brothers」というバンドのものらしい。
ハートマークとかついててアリス風の紋章柄で、可愛いTシャツ着てるなーと思ったんだけど、バンドTだったとは。
余計なお世話だが、Jens先生とMatias君の服はもう少しどうにかならないんでしょうか……Jens先生なんて逆にそのコーディネイトを見出す方が難しいよ!! って感じです。Kotiは私の好みのセンスではないものの、いつも一番オサレだと思う。他の人はユルい作業着って感じだけどKotiだけはこのまま町に出られそうだね!
話が逸れたが、Lauriファン的に言えば、Von Hertzen BrothersはMikko Kaakkuriniemiさんが所属しているバンドのようである。(Kriya、ソロアルバムの一部曲などでドラムを叩いている人)
Official SIte: http://www.vonhertzenbrothers.com/
マイスペで聴いてみたら結構好みな感じのバンド! 影響を受けたバンド一覧に、BeatlesやLed Zeppelinのほか、ELP、Museなど私の大好きなバンドが並んでいるのも見逃せない。(ジブリとかもある!)だがしかしCDが日本では売っていない。一応、2007年のフィンランドフェス(私は観ていないがStratovariusがトリだったようだ)で来日していたらしいが、結構マイナーバンドかと思われる。ついでの機会があれば取り寄せてみようかな。
Interview , Stratovarius Interview , News & Info 1 Feb. 2010
Interview de STRATOVARIUS – Transbordeur – Association Zyva (in French)
http://www.zyvamusic.com/interview313-stratovarius-lyon-transbordeur
フランス語のインタビュー。1/19付の記事。理解が間違っている可能性大だけど、目新しい情報をメモ。
固有名詞を間違えすぎなのが気になる……Matias君の名前など勝手にフランス語化(笑)
(誤)Tolki → (正)Tolkki
(誤)Mathias → (正)Matias
ニュース
・Stratovariusは今回のツアーでリヨンほか2ヶ所(他のソースによると他1ヶ所はミラノ)でライヴを録音したが、CDとして発売できるかどうかは決まっていない。映像は撮っていない
・Stratovariusは今年、新アルバムの制作を予定している(この件は公式サイトにJensからの発表あり)が、8月頃からレコーディング開始予定。Matiasはすでに曲を書きはじめている
・Lauriはツアーが終わったら自分の3rdアルバムを完成させる予定
その他小ネタ
・Lauriはリヨンの「Pick et Boch」という楽器屋でアジアの楽器を買いました
・「フランス語は難しくて覚えられないよ」「同じく私(インタビュアー)にはフィンランド語が難しいよ」「だろうね、フィンランド語は『秘密の言語』だからね!」
・Lauriの姉はフランスのグルノーブルに住んでいる
・ちょっと風邪ひいてるので喉に水分が必要なんだーと言ってビール を開封するLauri
Lauriといえば、いつ見てもライヴ中にビールを飲んでいるしライヴ後にもビールを飲んでいるし、終了後には朝まで飲み明かしているという情報もあるが、このインタビューは開演前に実施されており、つまりライヴ前にも既にビールを飲んでいると。……素面のときはないのですか。
それはともかくソロアルバム楽しみ……!!!
そしてStratovariusのライヴ盤が出ますように。どうせならDVDがよかったけど、贅沢は言えない。一応、有名なバンドなのに、公式のライヴ映像作品は無いらしい。前ベーシストJariが在籍していたころ公式DVDが1枚出たが、ライヴかと思って買ったらドキュメンタリーというかホームビデオ集で、ライヴのシーンもちょっとあるけど、ちょっとだし内容も観客撮影レベル。Jensがお手製爆弾でトイレを爆破する伝説のシーンが収録されているものの……一度しか見てない……。
なお公式ライヴアルバムは全盛期(?)に少なくとも1枚は出ていたけど、当時はライトリスナーだったからライヴ盤までは持っていなかった。その後ずーっと経ってメンバーチェンジしてからハマったわけだけど、かつてのメンバーの時代に対しては相変わらずライトファンであるため、結局いまだに持っていないという……。
funny , live video , Stratovarius Videos 30 Jan. 2010
VIDEO
Forever is Today、0:30〜あたりの間奏の間、Kotiが観客のカメラを受け取って撮影!
↓
間奏も終わりにさしかかるのに構わず撮影続行するKoti
↓
歌がはじまりそうなのに戻ってこないので、観客とLauriが代わりに歌おうと試みる
Kotiのサービス精神は流石☆ 戻ってきた後のLauriのにこにこ笑顔もいい。笑
fashion , live video , Stratovarius Videos 30 Jan. 2010
VIDEO
PhoenixではJens先生のはじけっぷりがかっこいい。Lauriはちょっと元気がない気がするけど高画質なので美貌が堪能できる。笑 演奏も美しいけどLauri本人も美人だわー。華があるってこういうことだ。
5:30〜からはベース/ギターソロコーナー。Phoenixのアウトロに続いて聞こえてくるベースの音が美しすぎる……! ちょうど撮影者がカメラを天井に向けていたので、暗闇の中から響いてくるような幻想的なイメージに。
このとき着てるTシャツかわいいなー。Pink FloydのTシャツのようだ。
Warmen News & Info 26 Jan. 2010
Lauriのメタルバンドでのプレイは、StratovariusよりWarmenでのほうが断然好き。WarmenはChildren of BodomのJanneのソロプロジェクトなので、一般的なリスナーはJanneのプレイを期待して聴いており、他のメンバーは重要視されていないであろうことはわかっているけれど、それでも一応バンド形式であり各アルバムには正式メンバーとしてクレジットされている。
最近できたFacebookのLauriの公式ページに、なぜWarmen脱退しちゃったんですか、好きだったのにーって書いていたら、Lauri本人から直々にレスが付いて( ゜д゜)曰く、
I didn´t leave. Janne just didn´t ask me to be on the new album. kom si kom sa.
「脱退したわけじゃないよ、ただJanneは新譜の制作にあたって、自分に声はかけなかったんだ」と。「kom si kom sa」って何語かわからないけど「comme ci, comme ça」ってことかな? この文脈だと「まあそういうもんだよねー」くらいの意味? ちょっとそこのニュアンスはわからないけど、望んで辞めたわけじゃない、って言いたげなのは気のせい……?
一般のバンドとは違って、メンバーが替わったからといって必ずしもそこに何らかの問題があったというわけではないのかもしれない。ギタリストも途中で変わっているし。
でも、Lauriはあんなに初期から常連メンバーとして活躍していて、次第にWarmenの曲調に独特の個性を与えて、作曲にも貢献し人気曲も生み出して、かなりスタンダードな地位を得ていると私的には勝手に思っていたのに、断りもなくさらっと別の人と組んじゃったのか……と思うと一抹の寂しさを感じるわけで。
Lauriに直々に回答をもらったことは嬉しいけど、どうも、全面的にワーイ♪っていう気持ちになれない。
そもそもLauriは元々あまりこのバンドに言及しない気がする。
同じCoB関連のメタルバンドでもSinergyは良い思い出としてよく名前を挙げているのに(Sinergyは一応現役メンバーではあるが実質活動停止で、しかもライヴのみでアルバムは出ていない はずなのに)、Warmenについて自ら言及してることは稀。Polarisを聴いたStratovariusファンからの「もっとメタル系でLauriの作った曲が聴きたい」という意見に対して「メタルが聴きたいならWarmenで作曲してるよ」と言っていたのくらいしか記憶にない。
ファンから見ればすごく活躍しているように思えるけど、本人的にはそれほど気に入っていない? それともやはりJanneとの間に何かトラブルでもあって言及したくない事情があるのだろうか? とかいろいろ邪推しても仕方がないのだが。
しかし大好きなアルバムを残してくれたことに変わりはないので、これからもひっそり聴き続けます……。
Warmen Related Things 25 Jan. 2010
Warmenは来る2月に、ヘルシンキで10周年記念ライヴをやるらしい。ゲストヴォーカルとして、Alexi Laiho、Timo Kotipelto、Jonna Kosonen、Pasi Rantanenも出演。なぜかチケットが5ユーロと異様に安く、お祭りイベントみたいな感じ? さらにWarmenは基本的に普段はライヴをしないようなので、レアな機会なのだろう。しかしネット上でも「フィンランド遠いよー行けないよー」って意見ばかりで、チケットもまだ売り切れていないみたいだし、なんとももったいない話である。
このライヴでのベースは、現メンバーのJyri Helko(ユリ・ヘルコ)だと思われるが、もしもLauri入りWarmenで10周年ライヴしますなんて言われたら、どうにかしてヘルシンキまで観に行く計画を立てねばならないところであった……。
いずれにせよ、Jyriさんが過去の曲をどんなふうに弾くのか興味深い! TV放映とかは期待薄かもだけど、10周年記念だし、自家製ビデオくらいは残してくれないかなーー。
Warmen CD Info , CD Reviews 25 Jan. 2010
年末に発表されてたのを今知ったけど、Warmenのコンピレーションアルバム「The Evil That Warmen Do」がリリースされるらしい。
公式サイトによると曲目は以下のとおり。括弧内はゲストヴォーカル。
Beyond Abilities
Spark (Timo Kotipelto)
Singer’s Chance (Timo Kotipelto)
The Evil That Warmen Do
Lying Delilah (Marko Vaara)
Hidden (Kimberly Goss)
Dawn (Pasi Nykänen)
Alone (Kimberly Goss – Heart cover)
Invisible Power (Timo Kotipelto)
Devil’s Mistress (Kimberly Goss)
They All Blame Me (Jonna Kosonen)
Somebody’s Watching Me (Alexi Laiho – Rockwell cover)
Separate Ways (Pasi Rantanen – Journey cover)
私が持っていない最新アルバムからは#13のみ(しかもカバー曲)であり、特に未発表音源などもないので私は買わないと思うけど。
手持ちの音源で1〜12までをプレイリストにして聴いてみたところ、ベスト盤かというと疑問符の付く謎の選曲のような……確かにベスト盤とは銘打っていなくてただ「コンピレーションアルバムが出ます」っていう扱いではあるけど。笑「Salieri」シリーズが1曲も入っていないのは意図的なんだろうけど、ネット上で意見を読んでると俄然人気のようなので、不思議。
でも、#7、#11、#12、あたりの私の好きな曲が入っているのは嬉しいかな! ただこれまた私が個人的に好きなだけで、あまり人気がある曲ではないみたいようだ( ゜д゜)えー、楽しい曲なのにーー
#4も正当派キラキラ系の良い曲。(この曲のベースは元StratovariusのJari Kainulainen)なんか後のWarmenでLauriが参加してるキラキラ曲は、途中からなぜ? っていう曲展開になったりするが……これは良くも悪くもそういう面白ポイント(?)はなく、普通にキラキラしている。
逆に#2、#9あたりは、歌有りでKotiが歌っていることにStratovariusファンとして悲しみを覚えるくらい、びみょうな曲……正直あまり入れないで欲しかった。もちろん、単なる個人の好みの問題だが、一般的にもあまりこれらの曲を絶賛する意見を見かけたことはないとは言っておこう……。
「Salieri」シリーズがないとはいえ幾つかネオクラ曲も入って、Warmenの楽しさのひとつであるオールディーズ名曲カバー(賛否両論だけど私は大賛成)も入って、良くも悪くもB級な歌モノも入って(……)Warmenというバンドの雰囲気が凝縮されてるいいコンビ盤ではないかとは思えてきた。
しかしおそらく大多数のファンが「何故あの名曲を入れないんだ!」「何故こんな曲を入れるんだ!」と感じていることだろう(*´∀`)どうもこのバンドは提供側とリスナーの好みにギャップが感じられ……る。
photo , Stratovarius Photos 21 Jan. 2010
Lasse Arkelaという写真家による、Stratovarius本国ツアーのフォト・ドキュメンタリー。
http://www.4life.fi/photo/Stratovarius/
一瞬、どこを押せば見られるの? と思ったが、横にスクロールする。
Jens先生の生足(死語)とかLauriのオッサンな一面とかJörgのヒゲの接写とかむさくるしい所も見受けられるが(……)、プロの撮ったオフショット写真は貴重だし、うれしい!
しかしLauriはこれだけの中で一体何割の写真で煙草吸ってんだよーヘビースモーカーめ(´;ω;`)その上に大酒飲みだしスポーツはしないしの不摂生なタイプで将来が心配だ(゜ω゜)
♥ , equipments Misc. 20 Jan. 2010
少し前に発見した記事で、2007年の来日公演のとき、楽器屋さんにLauriが来店したというお話。
http://plaza.rakuten.co.jp/crafthouse/diary/200705290000/
来店時には試奏されてその超絶テクニックを披露していただきました!!
とあり、たまたま楽器屋にいたらLauriの演奏が聴けるとか、その場にいた人はなんてラッキーなんだ羨ましいぞ!!( ゜д゜)今度来日したらこのお店に行っておこうかな!! たぶん渋谷のESPショップと思われる。しかしなんか確かおぼろげな記憶によると入り口が1階になくてこれという目的なしには入りにくいような雰囲気であった……
Lauriが最近メインで使っているベースはほとんどがESPの製品。Lauriのシグネチャーモデルを出すならラメリボンもつけてくださいね!!(出ません)
写真撮影にも笑顔で応じていただきました!!
っていうところがLauriらしくていいよね(*´∀`)
さらに当店にてレリック仕様のフレットレスベースE-JB-118R/REをご購入していただきました!!
と、この時Lauriが買っていったというベースが紹介されている。EdwardsブランドのJaco風フレットレスベース。なんかプロの人が使ってる機材ってもっとトンデモ価格なのかと思ったが意外と庶民的なのも買うんだね。かといって一般人が気軽に買える値段ではないが。
このベース、2008年のEmma Salokoski EnsembleのMusic Video撮影で使われている……?
VIDEO
equipments , profile News & Info 15 Jan. 2010
Rockway.fi に載っているLauriのプロフィール。
Soittoura:
mm. Stratovarius, Sinergy, Warmen, Emma Salokoski Ensemble, Ben Granfelt Band, Jonna’s Problem, Crazy World, Manna, Juice Leskinen, myös sessiotöitä ja kiertueita ympäri maailmaa. Nokia Young Talent 2001, Femmagaala 2006 Vuoden Pelimanni. Soololevy “Lauri Porra” 2005, seuraava 2007.
Esikuvat:
Cliff Burton, Pekka Pohjola, Jaco Pastorius, Tom Jenkinson, Les Claypool, Geddy Lee, Klaus Voorman, Tony Levin, John Entwistle, Flea, jne.
Tsekkaamisen Arvoiset Artististit:
Squarepusher, J.S. Bach, Pekka Pohjola, Beatles, The Who, Etelä-Amerikkalainen musa ja kaikki muu mitä on olemassa
Soittovarusteet:
ESP “Porra” 5-string, ESP “Porra” 5-string fretless, ESP “Amaze” 5-string, Fender 77′ Jazz Bass, Fender 68′ Precision, Juha Lottonen Custom 5-string, Vigier Custom V Passion bass, etc. Ampeg SVT + 8×10, Warwick Quad VI + 2x4x10
Harrastukset:
Musa
2番目の項目はおそらく影響を受けた・好きなベーシストで、3番目は好きな音楽・ミュージシャンかな? 4番目は使用機材、5番目は趣味・興味だろうか。
好きなベーシストについては、私の知っている範囲では、あまり意外性がなく、確かに!! みたいな感じだ。知らない人も居るけど。こんど聴いてみようー。
musaはフィンランド語でmusicらしい。この項目、他の人はスポーツとか読書とかいろいろと語っていたが、一言「音楽」って、まさにLauriらしい。もちろん他の趣味があっても良いと思うけれど、音楽のために生まれてきて音楽のために生きている、みたいな純粋なところもLauriの魅力だと思う。
♥ , clinic , Rockway Misc. 15 Jan. 2010
オンラインで楽器を学べるRockway というフィンランドのサイトにLauriが出演している。フィンランドは人口の少ない国(東京の人口の半分以下だそう)なのに、完全国内向けにこんなコアなサイトがあるとは、やはり音楽人口が多いのかな。 ちなみに、なぜか……サンタさん も普通に講師にいますよ(゜ω゜)
さて、無料メンバー登録で見られるお試し映像があり、その中にLauriのスリーフィンガーピッキング講座第一回、があります! が、説明がフィンランド語であるため、何言ってるのかわからず……。理解できたのは「yksi, kaksi, kolme」(= one, two, three)だけ……適当に真似してみても素人には三連符にしかならないが……まあライヴ映像だと超高速でなにがなんだかわからないところが「へえーこういう仕組みになってるんだー」って感じで面白い。 パート1なのでここから本編に続くようだ。
Lauriは、本人によると速度や音に応じて1〜3本の指を使い分けて弾いている、とのこと(公式サイトのゲストブックより)だが、ライヴ映像を見ていると比較的スローな曲でもスリーフィンガーで弾いているように見える。
ところでスリーフィンガーというのはある程度ポピュラーな奏法なのか、それとも一部の超絶技巧の人だけが使うテクニックなのだろうか? 普段、一般のロック(?)を主に聴いている私にとってはあまり見かけない奏法だった。
一番のメリットは速く弾けることなんだろう。特にStratovariusやWarmenのようなメタル曲は、ルート弾きであってもものすごい速度で十六分音符を弾き続けなければならないから、スリーフィンガー使いの人は普通にいるんじゃないかって予感もしてくるが(ピックかもだが)、何しろ私が個別のメンバーまで認識しているメタルバンドというのはあまり他に無いので、実際のところはよく知らない。
なお上記のRockwayのお試し映像に”Bach ja basso”「バッハとベース」という、ベースでバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いているものもある。何か説明があるのかなーと思いきや無言で始まり無言で終わり……これは一体なにを学ぶ映像なのかはよくわからないが……Lauriファン的には必見映像といえましょう。
会員用の動画には、
Huiluäänet bassolla. Pastorius; Portrait of Tracy (Porra)
などというタイトルもあるようで、これはもしかしなくてもLauri先生のハーモニクス講座か。見てみたーい!! が、流石にフィンランド語onlyとあっては入会のハードルが高すぎて、実行には至っていない……お試し登録するだけでも登録フォームを解読するのが大変だったし(´;ω;`)
profile Misc. 12 Dec. 2009
日本のWikipediaでLauriのフルネームが「Lauri Petri Porra」とされているけれど、これは日本のビクターが出しているソロアルバムの権利表記からとったのかなと思う。
しかしJASRACのデータベースによるとLauriの名義は「PORRA LAURI PIETARI」となっている。どちらもそれなりにオフィシャルな資料なのに食い違いがある。PetriもPietariもフィンランド語の男子名としてあり得る名前。
ドイツの著作権管理団体「GEMA」のデータベースでも「PORRA, LAURI PIETARI」となっている。
試しにこの名前をGoogleで検索したら、こんなページが1件だけヒット。
http://www.conbrasil.org.ar/CONSBRASIL/autorizaciones.asp ※現在は別の内容になっている
読めないが……自動翻訳で雰囲気を掴んでみたところ、アルゼンチンのブラジル領事館のサイト? の2009年11月12日付の資料で、ここ6ヵ月の間に何かが承認された人のリスト?? かなんかみたいなんだけど、そんな個人情報的なものをサイト上に載せていいのだろうか……謎だがなんだか公式な資料っぽいし、実際Stratovariusがこの夏にブラジル・アルゼンチン公演をしていて同じリスト内にStratovariusの他のメンバーの名前もあるので(余談だがよるぎーのMichaelって苗字じゃなかったんだ。知らなかった!(゜ω゜))Lauri本人のことであるのは間違いない。
同じレーベルのCDのコピーライト(2点とも同じ)より、JASRAC・GEMA・ブラジル領事館(?)という全くの別件の方が信憑性がある気がするので、CD記載の名前は単なる間違いで、Lauriの本名は「Lauri Pietari Porra 」が正しいのでは? という気もしてくる。仮に間違いだとすると、ソロアルバムで本人の名前を間違えるっていうのも酷い話だけど。どうなんだろー。
公称という点ではソロCDが正式ソースと考えるべきかもしれないので、Wikipediaはそのままにしておくべきなんだろうか……。
funny , other video , Stratovarius Videos 6 Dec. 2009
Stratovariusエクアドル公演のときの、ちょっとしたインタビューや会場の様子、サイン会の様子などをまとめたDVDマガジン(?)の映像を発見☆ スペイン語なので内容はよくわからないが……。
VIDEO
個人的ハイライトは、4:50-あたりで、Lauriがカンペを見ながらスペイン語で番組のアイキャッチみたいなのを言おうとして思いっきりかんだ後、ハイテンションでやりなおすあたりでしょうか。……なんかStratovariusにおける癒し系マスコット になっているのは気のせいか。
その後、エクアドルの曲?を演奏しているシーンも。Lauriはよくライヴのベースソロコーナーのために、その国の国歌や民謡を覚えて即興演奏に取り入れている。それぞれの国のそれぞれのファンを大切にしてくれるこのスター精神、ほんとに素晴らしい。
……癒し系マスコットだけどロック(?)スター☆
Interview , Stratovarius Interview 24 Nov. 2009
STRATOVARIUS (fi) – Matias Kuplainen et Lauri Porra (Juin-2009)
http://www.metal-impact.com/index.php?name=Interviews&req=showcontent&id=345
StratovariusのMatias・Lauriのインタビュー。フランス語に訳されているものをさらに日本語に訳す気力は無いので斜め読みで……しかしなんかMatiasとLauriがフランス語喋ってるみたいに見えてちょっと面白い。笑
しかし前書きが「les deux petits nouveaux(=ふたりの新しい子)にインタビューしてみました」って……いや、新人とかそういう表現なのかもしれないけど語感が……Matias君はともかくLauriは四年前から居るししかも三十一歳(あと数週間で三十二歳)なんですけど!笑
以下、メモ。
Matiasの話
Tolkkiさんの後を継ぐことについて→苦労もあるけど楽しいことも両方ある
Tolkkiさんのスタイルをコピーしようとは思わない
Lauriの話
Tolkkiさんがいなくなってからの作曲について→前記事のインタビューと似たような内容
今のStratovariusは民主主義である
Tolkkiさんがいなくなったというのに、Polarisのいくつかの曲はかなりかつてのStratovariusぽくないですか?→Jens、Koti、Jörgがいるんだから、Stratovariusサウンドになるよ。
作曲のみならず作詞もみんなで?→うん、作詞もできてうれしい。云々。
スカンジナビアンメタルについてとか
Elements Pt. 1には「Papillon」てフランス語の題名の曲があるけどStratovariusとフランスとの関係について?→Stratovariusはフランスでは結構人気があって、今回Hellfestにも出演できた。
ツアー中、本は読みますか? フィンランドの作家でおすすめは?→今はフランスの本を読んでる。ウエルベックとか好きで云々。フランスの現代文学が好き。
ほとんどLauriが喋ってる(*´∀`)いやしかしフランス文学が好きとは……なんかこうLauriの好みって全体的に、その路線わかる……っていう統一感があって妙に親近感がわく。
ところで、Tolki じゃなくて Tolkki なんだけど、名前を間違われているTolkkiさんであった。
Interview , Stratovarius Interview 24 Nov. 2009
This is the Japanese translation of an interview on “Metal Storm”.
Original text: http://www.metalstorm.ee/pub/interview.php?interview_id=541
カナダのメタル情報サイト(?)”Metal Storm” のインタビュー。
日本語訳について
インタビュー:Lauri Porra(Stratovarius)公開:2009年10月5日
紹介するまでもなく、Sinergy、Warmen、Kotipelto、そしてもちろんこのStratovariusといったバンドで世界的に知られるベーシストである。
まずは、我々MetalStormのためにインタビューの時間をとっていただいてありがとう。
いえいえ。
さて、公式サイトを見て知ったんですが、Sinergy、Kotipelto、Warmenなど、あなたは非常に多くのプロジェクトのメンバーであるわけですね。どうやってStratovariusやその他のバンドのための時間を作っているのでしょうか?
(笑)同時にやってるわけじゃないよ! Stratovariusをやって、ツアーがあってオフがあって、また他のことをしてる。
他のいろいろなバンドもあるのに、Stratovariusでもやっていこうと決めたのは?
元々常に複数のバンドにいたからね。今はStratovariusに多くの時間を使っていて、他のバンドでプレイする時間は多くはない。Kotipeltoは今は活動していないし、Sinergyも。けどフィンランドでStratovariusを離れてオフのときにも、曲を書いたりその他、何らかやっている。基本的に俺はとにかくすべての時間において音楽に携わってるんだ。
あなたが他に経験してきたバンドと比べて、Stratovariusの「バンドとしての過程」(レコーディング、ツアーなど)はどうですか?
Stratovariusでは、ツアーの規模が大きいし、期間も長い。それはより多くの可能性を与えてくれるってことなんだ。他のバンドはほとんどフィンランド国内のみの活動だからね。
Stratovariusの歴史を見ていたのですが、2007年に北米ツアーを行いましたよね?
2005年かな。
そう、2005年でした。ヨーロッパの観客と北米の観客では、違いを感じましたか、それともそうした点では同じですか?
そうだね、Stratovariusにとって北米はとても小さな市場だ。ヨーロッパやアジアや南米の大きな会場に比べると、すごく小さい。俺たちみんな北米ツアーをしたい気持ちはあるんだけど、実際あまり収益にはならないから、かなり趣味みたいな感じだね。ただここに来て、音楽を広めたい。小規模だからこそ、ここではいつもとは起きることも違うってことを理解しなきゃならないし。
海を超えてのツアーは、エキサイティングですか? それとも、もう新鮮さはなくなってきた?
俺にとってはまだまだだよ! ここにツアーで来るのは三度目で、まだ充分に新鮮な物事がたくさんあるよ。でもそれは何度も何度も訪れたヨーロッパの場所だって同じ。他国の文化や風景、その他いろんな物事を知ることにはすごく興味があるんだ。
話は変わって、最新アルバムのPolarisが五月にリリースされましたね。これからアルバムを聴くリスナーはどう感じると思いますか? Stratovariusのサウンドは変わりましたか?
サウンドも進化してるし、バンドも進化してる。だから良質でソリッドな、プログレッシヴ・パワー・メタルと呼ばれてもいいんだけど、そうしたアルバムになったと思うよ。ヨーロッパのメタルが好きなら、きっと楽しめると思う。
PolarisはTimo Tolkkiが脱退して初めてのアルバムでもありますが、バンドはMatias Kupiainenの加入を決めましたね。Tolkkiの後任を務めるのは大変なことだけど、最終的にMatiasに決まった理由を教えてもらえますか?
ごく自然なことだったんだ。初めは、Stratovariusとして活動を続けられるのかどうかもわからなかった。俺たちはただ音楽を作りたくて、そしてそこに、彼がいた。俺はヘルシンキのとあるギグでMatiasに出会ったんだけど、彼のプレイにはすごく圧倒させられた。そこでKotipeltoに、彼をぜひチェックするように言ったんだ。それから試しに何週間か、曲作りのために彼を田舎へ連れて行ったんだ。同時に彼が俺たちとうまくやっていけるかどうか、いやな奴だったり変人だったりしないかも知りたかったし。けれど実際Matiasはすごくいい奴で、そこで彼にバンドに入らないかって訊ねた。結局、オーディションしたり加入させようとしたりしたのはMatiasだけだった。他にも何人かに話はしたけれども、本当に加入を考えたのはMatiasが最初で唯一だったんだ。彼の参加はとても理にかなっていると思えたから、それ以上他の人を試す必要性は感じなかったんだよ。
そうした大きなメンバーチェンジの後の「バンドとしての過程」はどうでしたか?
そうだね、これまではTolkkiが一人でいつもバンドの全責任を負っていた、特に作曲面ではね。それが、今は俺たち全員がそれぞれにやっている。全員が曲を持ち寄って、みんなで一緒にプロデュースしていくんだ。もちろんStratovariusの全てのメンバーはこれまで沢山のアルバムを作ってきたけど、そこにはリーダーが居た。今は五人の人間がいて、みんなそれぞれがどう動くかを知らなければならない。つまり俺たちはバンドとして正しくやっていくための方法を探さなければならなかった。全員がそれぞれの場所を見つけて、その上で同じゴールに辿り着かなければならないんだ。そこでどうやって確かな決定をするか。それが、俺たちが学んだものだと思う。最終的には、誰であれその曲を書いたメンバーがその曲の責任者になることになった。もちろん全員でその曲を聴いて変えていくわけだけど、誰か一人の司令官がいなければ、決定することができなかっただろうからね。曲を書いたメンバーは、意見を拒否することができたり、最終決定を下すことができるようにしたんだ。基本的にそれ以外の点では、すべてが自然に進行したよ。アルバムにどの曲を入れるかの選択、曲順、アートワークなんかも。みんなで一緒に作っていくという新しいやり方を学んだんだ。
先ほども言いましたが、今回のことはほんとうに大きなメンバーチェンジでした。けれども新しいバンド名にはせずに、Stratovariusというバンド名で続けていくということについては?
曲ができてから、そのことについて考えていたんだけれど。Jörg Michaelがドラムを録り終えてみたら、それはすごくStratovariusのサウンドだと思えたんだ。俺たちにとって、それは確かにStratovariusのアルバムだった。だから、このバンド名のままで続けていこうと決めたんだ。ちょうどそのころ、Tolkkiもバンド名の件について承認してくれたしね。バンド名を奪いとるようなことにならないというのは大切なことだった。決して俺たちはStratovariusの、遺産って言われてもいいけど、それらを奪いたかったわけじゃない。曲を聴いてみてから、決めたんだ。「きっと、このままやっていくべきだよね?」って。実際にそうしてみたら、ファンもそれでよかったと思ってくれて、Stratovarius存続の事実に対して好意的だったんだ。それはもちろん重要なことで、もし誰もが「だめだ!」って見解なんだったら、「そうか、じゃあやめよう」ってなったかもしれない。けど、今では概ねみんなが幸せになれたように思う。
ワールドツアーの話に戻りますが、このツアー中、もっと世間に知られるべきだと思うような、アンダーグラウンドなバンドを発見したりはしましたか?
ああ! ちょうどこの前日本に行ったんだけど。いつもツアーするといろんな人がCDやデモをくれたりするから聴いてみるんだけど、多すぎてすべては聴けないこともある。でも、Alhambraって日本のバンドのキーボーディストがJensの知り合いか何かで、Fadistaっていうアルバムをくれたんだ。ジャパニーズ・プログレッシヴ・パワー・メタルで、何日か聴いてみたんだけど、ほんとにすごいアルバムなんだよ! あんな音楽これまで聴いたことなかった! あれは……何なのかわからないけど、とにかく全てだ! そんな感じのバンドだったよ。いつもツアー道中ではいろんなバンドを聴くようにしているんだ、時間がないときもあるけど。俺とJensに衝撃を与えたバンドについて知りたいなら、Alhambraだよ。昨日はバスの中で一日中このアルバムを聴いて笑ってたんだ。
とても妙な感じですね!
すごく日本的だよ。最初は素晴らしいパワー・メタルみたいなんだけど、それから超変なフュージョンに突入するんだ、それにオーケストラみたいになって。完全にぶっとんでるよ。http://www.myspace.com/alhambrafadista
オーケー、そろそろ終わりになってきました。お約束の「MetalStormの読者へ、最後に一言」の時間です。
わかんないけど……”Stay metal”! 応援してくれてありがとう……ってもし応援してくれてたらだけど……そうじゃない人も、よろしくね!
Stratovariusが存続して「概ねみんな」がハッピー。約一名以外はハッピー……ということか。
Interview , Stratovarius , video interview Interview , Related Things 22 Nov. 2009
直接Lauriとは関係ないが、Stratovarius(Kotipelto、Matias)の日本でのインタビュー映像。
STRATOVARIUS in Japan 2009 | WeROCK City TV Station
http://www.werockcity.com/tv/2009/11/1528.html
内容にはさほど新しい話はないが、日本語字幕付きなのがうれしい。KotiがひととおりMatiasを発掘した経緯などを喋って、その後Matias本人に Now you can explain something about yourself! とかなんとか呼びかけているところの字幕が、
「さあ、今度は自分について話してごらん」
って。Kotiお兄様!! と平伏せざるを得ない名訳である。 (゜ω゜)
Lauriにもインタビューしてほしかったな……まあ、KotiとMatiasが超巻き舌でLauriって言ってるだけでもうれしいわ。
Guitar Heroes CD Reviews 18 Nov. 2009
VIDEO
From “Guitar Heroes” album, by 12 famous heavy metal guitar players from Finland.
Lauri plays bass solo (starts at 2:15), only 10 seconds but this goes to show that Lauri is a true bass hero as other 12 guitar heroes :)
Other bass part played by Pasi Heikkilä, also good but nothing special.
Lauri also on other 2 songs by Mr. Crab and Roope Latvala but the live version is better for Lauri fans.
フィンランドのギタリスト12人が参加している企画アルバム「Guitar Heroes」の一曲目、「12 Donkeys」。全員勢揃いで、後半は12人みんな(とLauri)が各10秒くらいずつソロを披露する。こういうお祭り的な曲は楽しい(*´∀`)
2:15〜2:25あたりがLauriのソロ。激しく一瞬だけどタッピング速弾きとかしていて格好いい。紛らわしいが、そこ以外のベースを弾いているのはLauriではなくPasi Heikkiläさんだそうで、公式サイト他ではクレジットがPasiさんのみになっていて、Lauriの存在はスルーされてしまっている……。がCDのブックレットにはちゃんと載っている。ドラムはまたしてもMirka Rantanenで、キーボードはJari Pailamoという方である。
ギターソロの順番については、Last.fmのコメント欄 に書いてくれている人によると、
Timo Tolkki (2:26)
Euge Valovirta (2:36)
Nino Laurenne (2:46)
Tuomio Louhio (2:56)
Sakari Hietala (3:06)
Mikko Salovaara (3:16)
Matias Kupiainen (3:26)
Alexi Laiho (3:36)
Emppu Vuorinen (3:46)
Esa Holopainen (3:56)
Roope Latvala (4:09)
Mr. Crab (4:19)
だそうである。
この曲以外にLauriは、Mr. Crabの曲と、Roope Latvalaの曲に参加。しかしどちらもわりと脇役に徹している。ライヴ映像では結構弾きまくっていたのでちょっと残念。それ以外の曲のベースは主にPasiさん、Alexiは自ら弾いていて、Tolkkiさんのは打ち込み。
なおTolkkiさんの曲は、Tolkkiさんのウェットな演奏と無機質な音のコントラストが面白い効果になっている。Stratovariusとは全然作風が違う。やはりこの人はすごい作曲家だな。
全体としてイベントって感じで超名曲みたいのはないが、反面どれもそこそこ良い曲で、ギターに詳しくなくても楽しめるアルバム。
ギター・ヒーローズ
Stratovarius Misc. 7 Nov. 2009
ゴシップネタに事欠かないStratovarius公式フォーラムだが、脱退して別のバンド(Revolution Renaissance)をやっているにも拘わらず、いまだ話題の中心はTolkkiさんらしい。
先日はRRを悲惨な方法でクビにされたという元メンバーが告発の投稿をしてスレッドが炎上し、炎上専用セクション(?)に隔離されたり、と日々賑わっており(……)Kotiがインタビューや投稿で「もう彼はウチとは関係ありません!」と暗に啓蒙しても効果を得られずって感じである。
そんな中、「Tolkkiの自伝は予定どおり出版されると思いますか?」という投票スレが立ち、現在のところ「出ると思う」28%、「出ないと思う」71%。となっているが……3割近くの人が予定どおり出版されると信じているとはみんな純粋だな!(失礼)
そして、なぜかLauriがそのスレに書き込んでいるのだが、曰く、
もしその本が予定どおりに出る(物理的に)としたら、俺はTolkkiのギターを勝ち取ったファン(本当にそのギターを受け取っていればの話だけど。どうなのか彼に聞いてみたいよ)にベースを寄贈するよ。俺はあの人を心から尊敬するし愛してるけど、ああいった声明だとか「スケジュール」っていうのは、ほんとに彼の得意じゃない分野なんだから。
括弧書きも原文にあるもの。「物理的に」とは、お得意の長文ブログなどではなくちゃんと出版される……ってことだろうか。「ギターを勝ち取ったファン〜」というのは、前になぜかTolkkiさんが突然「RR公式フォーラムのユーザー1名様に抽選で俺様のギターをプレゼント!」という企画を開催した事件のことだろう。Stratovariusフォーラムでは無料ギターなどと呼ばれてネタにされていた。
……さりげなく毒舌なのは気のせいか( ゜д゜)いくらLauriがいい人とはいえ、Tolkkiさん側からは散々理不尽に叩かれているから、絶対快くは思っていないだろう。けれど、かといって感情的に批判するんじゃなくて、控えめにじわじわ攻めるところが怖ろしいな!笑
これを読んだTolkkiさんが逆ギレしてフォーラムに乗り込んで来たらおもしろいなとか思ってしまう私は、所謂Jensのいうところの「ストラト・ドラマ・フリーク」の一員で申し訳ない。
♥ , equipments , photo News & Info 5 Nov. 2009
"DSC09637" by Amon_Re, on Flickr
日本公演以来使用されているこのベース。最初は主に見た目の、赤ボディに金パーツっていうハードロックな感じに違和感があったけれど、見慣れてくると結構かわいいようにも思えてきた。
このベースのお披露目以来、公式サイトは更新されていないので、詳細は不明であった……が、ESPの工房のブログで、このベースおよび前にメインで使っていたベースについての記事を発見。
http://yaplog.jp/bbncraftcan/archive/344
前のベースについて:
以前に東京の方で製作されたベースで、AMAZEをもとに作られたベースです。
普通のAMAZEと違うのはボディ材がアッシュではなくアルダーになっていて塗装は極薄のナチュラル塗装、メイプル指板がローズ指板になっていて、スケール(ブリッジからナットまでの弦長)がスーパーロングスケールではなく、普通のロングスケールに、そして写真では分かりずらいかもしれませんが、アクティブとパッシブの切替を普通のAMAZEではポッドで切り替えられるようになっているところを、ブリッジの横のミニスイッチで切り替えられるようになっている。
新しいほうについて:
新しく東京で製作されたベースで、こちらもAMAZEをもとに作られています。
上の写真のベースとの違いはボディとヘッドのトップにキルトメイプルが貼られており、スケールは普通のAMAZEと同じスーパーロングスケール、こちらもボディはアルダーボディ、塗装がシースルーレッドになっていて、ピックガードはミラーピックガードなんですが、なんとこれはゴールドのミラーピックガード!
それにあわせて、パーツも全てゴールドパーツになっています。
そして、本人からの要望でアクティブとパッシブの切り替える配線は無しにして、アクティブオンリーになっているようで、本人もこのベースをすごく気に入っているようです。
私に知識がないため、このカスタマイズがどのような効果を生むのかよくわからないが……。
ライヴ映像や写真を見ていると、特にバンドごとにベースを使い分けたりはしていないみたい(これはこのバンドでよく見かけるかな……っていうのはあったりもするけれど、絶対というわけではないようだ)。勝手なイメージだけど、Lauriのベースって全体的に幅広いジャンルに対応しやすそうな感じだ。
live video , Stratovarius Videos 26 Oct. 2009
ブラジルでのライヴ映像。観客撮影なので音はあまり良くないけれど、アングルが素晴らしく(笑)Lauriのかっこいいステージングが堪能できる☆
VIDEO
Lauriの言動を見ていると、あまり我を押し通さない気配り型の人のようだから、華やかなステージアクションも、目立ちたいとか自分自身をかっこよく見せたいとかではなく、ライヴ全体を盛り上げようと考えての努力の一環なのかなと思ったりもする。まあ何にしても、かっこいいんだが。笑
ちなみに2:00〜あたりでJens先生が弾きながら片手を伸ばして悠々とビール(?)を飲んでいる。先生! 真面目に弾いて!笑
funny , other video , Stratovarius Videos 26 Oct. 2009
すっかり恒例になっているStratovariusのツアービデオがアップされていた。今回は南米編。
VIDEO
メキシコの地元パブみたいなとこでナチュラルに演奏に加わってるLauri@Matias君撮影。仕事も趣味も関係なく、純粋に弾くことが好きなんだなー。(*´∀`)
Matiasと一緒に舟に乗っているシーンがうける
L「Matias大変! Mariachi piratesが迫ってくるよ!」
M「Oh my god!」
L「Mariachi pirates!!」←しつこい
M「Oh my god!!」←しつこいけど構ってあげる
……Matiasは、先輩に合わせてはしゃいでくれているのか、案外これが素なのか、未だによくわからない。(ちなみにマリアッチとはメキシコ音楽の楽団のことだそうで、初めて知った……)
その後、舟を漕ぐのにチャレンジして失敗するLauri。スペイン語のわかる人によると、一緒に乗ってるお姉さんに「腕力が足りないわ 」とつっこまれているそうである……かわいい!!笑
世界中を旅して回れるって、楽しいお仕事だろうね! しかも普通に一般人にまじって観光とかしててもそんなに気付かれないから、オフも満喫してるし。24日のペルー公演の後は、地元フィンランドに戻って、それからまだまだヨーロッパツアーが続くみたい。
Stratovarius CD Reviews 23 Oct. 2009
Stratovariusの幻のアルバム「Revolution Renaissance」デモ盤。
本来Stratovariusの次回作として制作されはじめていて、当時ライヴでも新曲として演奏されていたのに、突然Timo Tolkkiが自分の新バンドのデモだと偽って契約をとりつけ、結局別のメンバーとRevolution Renaissanceというバンドで改めてレコーディングした1stアルバム「New Era」として世に出たらしい……? などという背景事情はともかくとして、曲はすごく良い。
Timo Tolkki × Lauri、という意味でも幻のアルバムになってしまった。Lauriにとっては、本来これがStratovariusデビュー作になるはずだった。何故か、Polarisよりもこちらの方がLauriの演奏は活き活きしているように思える。昔のStratovariusの曲にはJariの方が合っているなと思うけれど、このアルバムに関してはこれで良いと思う。これが結局日の目を見ず、バンド加入から実に四年間もアルバムを出せず、そもそも三年目にして危うく解散しかけるし、過去のこととはいえ不遇すぎ。
Polarisで大活躍のJensは、こちらではいるのかいないのかわからない感じだが。
Stratovariusバージョンは市販していないし、現在はサイト等にも置いてないので、一部はボーナストラックなどになっているものの、フルでの入手手段は無さそう。ネット上に音源ファイルは出回っているが、やはり本当は正規の手段で聴きたかったし、聴かれるべき価値があったと思うので、もったいない限りである。
「New Era」は私は持っていない。決してアンチTolkkiではないけれど、このアルバムに関しては「パクりやがって」という気持ちがあって買いたくない! ということで、YouTubeでちょっと聴いてみただけだが……
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確かに完成版であるRR版の方がかっこいい部分もあると思うが、やっぱり私はStratovariusがいいな……。ヴォーカルは正直Tobiasの方が好みだが、リズム隊(って言い方はLauriには合わないけど)に関しては迷うことなくStratovarius版が好き。
ベーシストはGuitar Heroesのアルバム で共演(?)しているPasi Heikkiläという人で、スタジオミュージシャンのようだ。状況としてはStratovariusのデモ盤を聴いて弾いたんだろうけど、コピーする気はなさそうというか、Lauriの余計な(?)装飾などはばっさりカットして淡々と裏方に徹している……地味。
っていうか、こうやって同じ曲で聞き比べると、Lauriのベースは音色からしてなんて優雅で美しいんだろう……!! はいはい(*´∀`)音量のせいもありそうだけど。笑
RR版のドラムもなんかうるさい印象であまり私の好みではない。調べたらドラマーはMirka Rantanenだった。あらごめん……。Lauriとも多数共演していて縁の深い人だし、この人のドラムがもっと好きだったら良かったんだけどな。こればかりは個人の好みなので仕方ない。
funny , other video , Stratovarius Videos 23 Oct. 2009
StratovariusのTour in Progressシリーズ新作。
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前回の台湾・中国に続いて、北アメリカ編。あれ……日本は飛ばされちゃったよ(´;ω;`)
見所&ツッコミどころ:
Lauriが超ハイテンションで「パーティー!」(?)とか言って楽屋に突入→他メンバー全員個々にパソコンに向かっており、振り返って「……。」ってドライに見てくる→「みんなFacebook上に居るようです……」としょぼーんとなってるLauri。
ムーンウォークを披露しようして失敗するヨルギーことJörg。
Uriah Duffyさんも登場。こうしてヨーロッパ人の中に登場すると喋りがすっごくアメリカン(*´∀`)ちゃんとお互いの国に行ったときは時間を作って会ってるんだね。仲良しでいいな。
Sonata Arctica、Dragonforceの人も登場しているが、名前がわかりません(ごめん)Kotiと並んでる人は、SonataのヴォーカルのTonyさんらしい。
Lauri「で、ふたりはどっちがより高く(の音)までいけるの?」
Tony「彼だな」
Kotipelto「いや彼の方が(背が)高いね」
Tony「……うん俺の方が高いとこまで届く!」
3:30の字幕の下の「Subtitle text here」
あの……これさ、iMovieで文字を入れようとするとデフォでこういう内容が入ってるんだけど、それを消し忘れたっぽいよ(笑)相変わらず大らかな人である。LauriのMacの言語設定はフィンランド語ではなく英語なんだろうか。
ボートに乗りに行くときに「Swimming」って言ってる気がするのは私の聞き間違い?
前にLauriの趣味は自然の中でSwimmingってあったので、湖で泳ぐのかと思っていたけれど、ボートに乗るのも含まれていた? ちなみにボートが趣味っていうのは日本のインタビューでも言っていた。
しかし、Lauriのこのビデオシリーズ、前の「メタルな生活!」とか、今回は「パワーメタルの神」と言ってみたりとか、どうもメタル(特にパワーメタル)のステロタイプなイメージを押し出しすぎて、実は部外者視点であることが露呈しているような気もするのだが……
Stratovariusをパワーメタルとカテゴライズされるのは好ましく思っていない人もいるようなので、あんまりパワーメタル万歳みたいなことを言われると、逆にドッキリしてしまうというか。まあ考え過ぎだろうか。
Interview , video interview CD Info , Interview , Videos 18 Oct. 2009
“Promised Land of Heavy Metal”というフィンランドメタル業界についてのドキュメンタリーがある。
http://www.promisedlandofmetal.com/pl-shop/Shop/PLOHMShop.html
全世界同一送料込€20 or £17で公式サイトから購入できる。
DVD規格がヨーロッパ仕様のPAL方式なので注意が必要。私はPAL対応プレイヤーを一応持っているが中国製品で画質が悪いしときどき止まったりする(笑)まあリージョンフリーだからPCやMacで見ればいい話。そして音声が英語だから、字幕はフィンランド語のみ。まだ音声がフィンランド語で英語字幕のほうがよかった……ヒアリングだめすぎるんだ(´;ω;`)
TVで放映されたものがYouTubeで見られるが、未放映のシーンがDVDにはあるらしい。
エクストラの内容紹介ページによると、Lauriの出演シーンは8:13とある。TV用の分は2分くらいなので、合計としてもまあ5、6分は未知の内容があるかな? とはいえライヴ映像でもない8分間のために17ポンド(゜ω゜)他の内容にももっと興味があれば良かったが、字幕も無しにがんばって見るほどでもない。
……とか悩みつつうっかり注文しちゃった けど。
これがTV用バージョン。Lauriの出演シーンは3:38くらいからで、音楽的バックグラウンドが紹介され、フィンランドのメタルミュージシャンはクラシックを学んでいる人も多い……という流れに続くようだ。”Bass virtuoso”という紹介はいいね☆
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Stratovarius CD Info 10 Oct. 2009
Stratovariusの2005年くらいのモスクワ公演(Lauriが新入りメンバーだった頃)のブートDVDを見た。TV放映とかじゃなくて思い切りオーディエンスショット。さらに、
・なぜか、モノクロ。
・なぜか、Jens先生が泣けるほど映らない。
・なぜか、アンコールラストの曲Black Diamondのイントロ(=Jensの見せ場)のみをカット( ゜д゜)
……Jensファン的には突っ込み所が満載の一品だと思われる。しかし、当時の新譜だったアルバム「Stratovarius」からの曲(黒歴史と化しているようだが個人的にはManiac Dance大好きなんだけどなー)もやってるので、結構楽しかった☆
この頃はいろいろと波瀾万丈でお金がなかったせいかどうかは知らないが、みんな機材を有線でつないでいて、Lauriはすっごい前の方にでてきて所狭しと動き回るのでシールドがぐるぐる絡まり(自分も絡まってつまずいてた 笑)、その都度ダッシュでひっぱりに来ていたスタッフにうけました。
TunnelVision CD Reviews 6 Oct. 2009
TunnelVisionの2枚目にして最後のアルバムである「Tomorrow」。
Tunnel Vision Tomorrow
このアルバム、変拍子、メロディアスなベースライン、キラキラなシンセ、文化系かつ主張しすぎないヴォーカルなど好きな要素が詰まっているし、演奏はとても素晴らしい。Warmenではあまり好きじゃなかったMirkaさんのドラムも、曲調にあっているのか、とってもかっこよく思える!
が……全曲においてメロディ要素がなんだかイマイチつまらない気が。特に歌に至っては10回くらい聴いても覚えられないのではないかと思うような、キャッチー度マイナス100みたいな感じである。しかもメタルのわりにギターが地味……? かっこいい部分はあるんだけど、格別印象的なリフとかもないし、かといって歌の代わりに主旋律を奏でてるって感じでもない。キーボードもキラキラしてて印象的だけど、こちらもあくまで脇役な感じ。
ベースは正直、とってもかっこいい。最初、やたらベースばっかり耳につくのはファンの欲目(?)かと思っていたのだが、一番キャッチーなメロディを弾いている確率が高いパートが、ベースなのではないか……とも思えてきた。#5とか歌がベースラインの伴奏みたいになってますよ!笑 スラップでソロ弾いてみたりとか見せ場もあるけれど、多くのところでは意図せず目立っちゃった感じで、敢えてのリードベースって雰囲気でもない。
そして、昔のアルバムだから作風が違うのかもしれないが、あんまりLauriらしくない印象。ベースライン自体はメロディアスにぐるぐるしてて派手ではあるんだけど、なんだか冷静というか、比較的淡々としている。私の好きなLauriはもっとテンション高くて自由で情熱的な感じなので、少し期待とは違うかも。
あと、なんか妙にマトモすぎるというか、良い意味でのツッコミどころとかB級感とかがない(ジャケやメンバーの見た目などは別として……)。どうも私はどこかツッコミどころがある音楽が好きなのかもしれない。笑
そもそも、プログレメタルにキャッチーさを求めるのは違うのかもしれないが……歌でもギターでもキーボードでも楽器はなんでもいいのだが、なんらかわかりやすい主旋律があるってことは、私にとって結構重要なのかも。
しかし美メロ度に欠け素人向けじゃない&私のイメージではあんまりLauriっぽくない、というだけで、とてもかっこいいバンドではある(*´∀`)
♥ , live video , Warmen Videos 1 Oct. 2009
カバー曲ながらシングルカットされていたらしい、”Somebody’s Watching Me”。お気に入りの一曲。Warmenは基本的にはメタルバンドだけど、この曲はメタルは苦手という人に聴かせても好評で、ジャンル問わず聴ける良さもある。そしてこの曲はベースが主役と言っても過言ではないよね(*´∀`)
これまた3rdアルバム「Accept The Fact」に収録されている。Warmenの感想はこのアルバムの話ばっかりだけどご容赦ください。ゲストヴォーカルは同じChildren of BodomのギターヴォーカルAlexi Laihoで(ここでは歌のみ)、私は彼の本業での活躍をあまりよく知らないのだけど、確かにかっこいい。
ライヴ版(観客撮影)。メンバーではないけれど、Tuomas Wäinöläもサポートで弾いているようだ。
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動画のタイトル・アングル・コメント欄、すべてがWarmenの微妙な地位を物語るような気はする……が、Alexiファンの皆様のおかげでこの貴重な映像が見られると思うと、ゲスト出演してくださってありがとうございますと拝みたい!
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こちらは観客が大声で歌っていてヴォーカルが聞こえず、Alexiファンの苦情コメントが殺到している……ベースはきこえますが。相変わらず画面外だけど。笑
ウォーメン アクセプト・ザ・ファクト
♥ , Jonna's Problem , live video , Warmen Videos 1 Oct. 2009
One of my best favourite song from Warmen’s 3rd album “Accept The Fact”.
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Warmenで一番か二番に好きな曲。3rdアルバム「Accept The Fact」に収録されている。ゲストヴォーカルがJonna’s Problemでお馴染みJonnaちゃんなのも嬉しい。
ハードロック風の楽曲に、Lauriらしい繊細なベース・ハーモニクスのリフが取り入れられていて、思い起こしてみると、こうしたジャンルの垣根を自在に飛び越えてる感じに感動してLauriにハマったんだと思う。Warmenは今は別のベーシストになっているが、こういう曲が作れたのはLauriが居てこそではないのだろうか(作曲クレジットはLauri、Janneの共同名義になっている )。Warmenにこういう曲が必要なのかっていうと、そこはよくわからないが。
公式チャンネルよりライヴ版:
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ひとりで全部イントロ弾いてるLauri。かっこいー。
ウォーメン アクセプト・ザ・ファクト
News & Info , Related Things 30 Sep. 2009
Lauriが常に影響を受けたミュージシャンにあげているPekka Pohjolaさんは、フィンランドのジャズ/フュージョン系の有名ベーシスト(&マルチミュージシャン)だそうで、日本でも人気があるようだ。しかし残念ながら、2008年秋に亡くなっている。
mixiのコミュニティを眺めていて知ったけど、2009年1月14日にヘルシンキで行われたPekka Pohjolaさんの追悼コンサートにLauriが出演していたそうである。Seppo Kantonen、Markku Kanerva、Anssi Nykänenといった人と共にエレクトリック・バンドとして出演していたようだ。 (AnssiさんはCrazy Worldでも共演してるドラマーですね)
コミュで引用されていた会場公式サイトのソースは現在消滅していて読めないが、検索してみたところいくつか記事があった。
http://www.rockadillo.fi/news.html
こちらの記事の書き方によると、どうやらこのエレクトリック・バンドというのは追悼コンサート用のバンドという意味ではなく、元々Pekkaさんのバンドであったわけだね。三度も来日公演していたらしい。そしてそこに、この追悼コンサートのためにLauriが選ばれたと。
ずっと尊敬していた人の追悼コンサートで、まさにその人のパートを務めるというのは、悲しいながらにとても名誉なことだと思う。 (´;ω;`)
追記:後から、Pekkaさんが在籍していたプログレバンドWigwamの「Fairyport」というアルバムを聴いてみた。とても素晴らしいアルバム! 摩訶不思議な音階も癖になる独特の世界。Pekkaさんはベースのみならずヴァイオリンや一部ピアノ、ハープシコードなどなどいろいろ弾いているようだ。ベースは、かっこいいというよりは、すごく優しくて美しく、そして楽しい。1971年作品で、調べてみるとなんとこの時、19歳くらい(!)70年代すごい……。
Wigwam Fairyport
last.fm , TunnelVision Misc. 30 Sep. 2009
LauriのプロデビューバンドらしきTunnelVisionだが、同名の別バンドがUKに存在し、Last.fmのアーティストページ が複雑なことになっている。
正直どっちもマイナーなようだが、どうもUKのTunnelVisionは、一曲だけシングルがあってそれが多少聴かれてて、アルバムは出していないのかな? マイスペでちょっと聴いてみたら、Joy Divisionっぽい系統のイメージだった。現役かと思ったけど、2008年から情報更新されておらず、フェードアウトの可能性も。でも個人的には好みな曲で好感度高い。
Last.fmのアーティスト写真は、ユーザの投票が多いほど上にくるので、トップを飾れる写真は1枚だけ。必然、このように複数ミュージシャンのページが被っている場合は、より人気の高い方の写真となってしまう。で、今のところあちらの写真になっている。
投票は1ユーザにつき1票のみだが、上げるだけでなく下げることもできるため、どちらのバンドの写真にもプラス票とマイナス票が入っている。かといって下げるってのも気が引ける……ヴィジュアル的にはあちらの方がかっこよさげだしね(笑)
たぶんあちら様のファンは、FinlandのTunnelVisionは絶対好みじゃないだろうが……。
Last.fm自体に、アルバム名などで区別できる仕組みがあればいいんだけど、こうした問題についてFAQを見ても、しょうがないので仲良くしてねーみたいなことが書いてあるのみである。
幸いというか、お互いマイナーゆえに情報を削除しあったりなどの争いは起きていないようだ。UKのファンがShoutboxでちょっとブツブツ言ってる程度。
funny , live video , Stratovarius Videos 29 Sep. 2009
Stratovariusの「Eagleheart」面白ライヴ映像。位置のせいで音バランスは悪いけど、中身が面白い。
http://www.youtube.com/watch?v=2szhcMS5jAM
追記:アップしてくれていた人が取り下げたようなので現在は消滅しています。見たい人は個人的に私に聞いてください U・x・U
イントロの間、KotiがおもむろにLauriのベースのリボンを手にとってくるくるくるくるとペグに巻きつけて颯爽と去る。いつもニコニコのはずのLauriがあまりにも真顔なので、洒落が通じずキレてる気がしないでもないが……。
動揺したのかどうか(笑)1:03〜で一瞬間違えて( ゜д゜)って顔して弾き直してるような……(間違えてサビを弾きかけたのかな? この部分っていかにもサビに突入しそうで紛らわしい)レアなものをみてしまった……弘法も筆の誤りである。
この曲の原曲のベースラインは正直これでもかというほど退屈だが、アレンジでもはや全く面影がない状態に。個人的には楽しくて好きだけど、流石にやりすぎだと思う人もいるんじゃなかろうか……。オリジナルのJariがライヴでどう弾いていたのかは気になる。
photo , Stratovarius Misc. 26 Sep. 2009
なぜか、
Stratovariusの「Forever Is Today」がカラオケ(DAM)に入っている!?( ゜д゜)
http://www.clubdam.com/app/leaf/songKaraokeLeaf.do?contentsId=4815332
シングルになったわけでもなく、ライヴでも長らく無視され続けていた結構不遇なこの曲が……なぜか異国の地でカラオケに! しかも検索してみたらStratovariusの曲自体が全12曲しかないのにまさかの快挙!
どういう基準で入るのか謎ではあるが、カラオケ会社がこの曲を歌いたい人が存在すると判断したんですよね……公式では不遇だがファンの中では人気ぽい気もするので、結構ちゃんとリサーチしてるんだなー。
ともかくも絶対にこれは日本で唯一カラオケに入ってるLauriの曲 であろう……( ゜д゜)見に行かなければ!
しかし私は普段からカラオケに行くということがあまりなく、ましてやこんなコテコテメロスピ曲を入れて退かれない人と行く機会なんて……かといって一人で行く勇気もなく……
とか思っていたのが今月初頭のことであった。
で、家族とカラオケに行ったので、人前で歌いづらい曲をいろいろ入れてみた。
というわけで、Forever Is Today もくげき!! うっわほんとに入ってるすごーいビックリ!!
……この写真じゃなんの曲だかわかんないけど、まあ重要なのは下の作曲家クレジットのところだからいいです!!
でも、苗字だけなところが不満なんだけど( ゜д゜)機種によるのかもしれないが、超フルネームで表示されるものとかもあるのに!
何故か父が「良い曲だねーこれ僕もカラオケで歌おうかな、CD貸して☆」て言ってきたんだけど(゜ω゜)……激しくマイナーな曲でありきっと入ってない機種が多いと思うけどいい? って教えてあげたほうがいいのでしょうか?(*´∀`)気に入ってくれるのはうれしいんだけど。
erhu , funny , other video , photo , Stratovarius Videos 18 Sep. 2009
Stratovariusのツアー日記ビデオ新作、今回は台湾編。
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台湾の楽器屋さん(?)で民族楽器を試奏するLauri。何でも弾けるんだねーー! 元チェリストだから……? 関係ない?
しかしハイライトは、パンダの乗り物にのるLauri ではないかと……。知らない人が見たら明らかに変なオトナです。声がするのでJensが撮ってるぽいが、Jens先生は、最近すっかりおとなしくなっちゃって。
可愛すぎてGIFアニメにしてみた。
こんなキャラなのに中身は天才ベーシストっていうところがいいんです。
中国編も同時アップらしい。もう少しもったいぶって小出しにすればいいのに!
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ところで今回がパート7とパート8で、前回がパート5なため「パート6は?」とかってつっこまれてるけど。単に忘れて番号飛ばしちゃったの? 結構大雑把な人だよな……笑
追記:後で本人が回答していたところによると、パート6は作ったもののアップしてないだけだそうだ(何故かは不明)。名誉のため訂正。笑
Stratovarius Misc. 15 Sep. 2009
ブログやSNSでStratovarius来日公演のレポをいろいろ探して読んでいた。
全体的にLauriの評価は高いみたい……! 私が読んだ限りでは、
・音量が大きすぎ
・(まっちょじゃないのに)なぜ脱ぐのか
……という以外には、ネガティブな意見は見かけなかった。笑
音量に関してはソロのときの音割れ以外はよく聞こえていいじゃんと私は思っていたが……。どうでもいいが、服は名古屋で脱いでたらしい。
昔のライヴレポでは目立ちすぎと叩かれていたりもしたけど、今や華やかでいいねってことになってるようだ。
とにかく、全体的にはあまり良くなかったと感じた人ですら、Lauriだけは巧くてパフォーマンスも良かったと書いてたりして、優等生の面目躍如だよ(*´∀`)
ちなみに、Jens先生も皆絶賛してた。過去にはたまに演奏がテキトー(雑)ぽいところが批判されていたのも読んだことがあるけど、今回はそんなこともなく。かつては、テキトーていうよりは、いろいろあって疲れ切っていたのかな(´;ω;`)
Jörg、Koti、Matiasは賛否両論って感じなのかな。Jörgに至っては、神のように素晴らしかったという人とグダグダだったっていう人とに極端に分かれていた……。
Matiasは、よくいえば「堅実」悪く言えば「地味」、そして「動かなすぎ」と言われまくっていた……ギターの音が小さいと書いている人もいたから、あれはやっぱり気のせいじゃなかったのかもしれない。そのせいで余計地味な印象になったのかな。
でも思ったよりずっと、好意的に受け入れられていてよかったなー(´;ω;`)何しろ、長きにわたってバンドの心臓だったTolkkiさんの後任なわけだから、期待されるもの重さが大変なわけで。まあ、Tolkkiさん至上主義の人はそもそも見に行かなかったかもしれないが。
そういえば日本のみならず、海外でも、昔の曲のギターをアレンジしないでほしいというような意見を見かける。そこはTolkkiさんのオリジナルを踏襲して欲しいという意見が根強くて、Matias自身もPolarisが出た頃のインタビューではライヴでは昔の曲は原曲に忠実に弾こうと思うってことを言ってた。
私はせっかくライヴなんだからCDとは大幅に違う方が楽しいと思うんだけど、メタルというのはやはり保守的(という表現がこの場合適切ではないかもしれないが)なジャンルなのだろうか?
一方Lauriは過去曲を面影がないほどアレンジしまくっているのに、さほど叩かれても居ない。まあ、単にギターのように重要視されていないだけかもだが……。けれど、こういうジャンルのバンドで華やかで楽しいベースって貴重! というような評価もあって嬉しい。本来はもっとシンプルで縁の下の力持ち、って感じが普通なのかも。