TunnelVision “Tomorrow”
TunnelVisionの2枚目にして最後のアルバムである「Tomorrow」。
このアルバム、変拍子、メロディアスなベースライン、キラキラなシンセ、文化系かつ主張しすぎないヴォーカルなど好きな要素が詰まっているし、演奏はとても素晴らしい。Warmenではあまり好きじゃなかったMirkaさんのドラムも、曲調にあっているのか、とってもかっこよく思える!
が……全曲においてメロディ要素がなんだかイマイチつまらない気が。特に歌に至っては10回くらい聴いても覚えられないのではないかと思うような、キャッチー度マイナス100みたいな感じである。しかもメタルのわりにギターが地味……? かっこいい部分はあるんだけど、格別印象的なリフとかもないし、かといって歌の代わりに主旋律を奏でてるって感じでもない。キーボードもキラキラしてて印象的だけど、こちらもあくまで脇役な感じ。
ベースは正直、とってもかっこいい。最初、やたらベースばっかり耳につくのはファンの欲目(?)かと思っていたのだが、一番キャッチーなメロディを弾いている確率が高いパートが、ベースなのではないか……とも思えてきた。#5とか歌がベースラインの伴奏みたいになってますよ!笑 スラップでソロ弾いてみたりとか見せ場もあるけれど、多くのところでは意図せず目立っちゃった感じで、敢えてのリードベースって雰囲気でもない。
そして、昔のアルバムだから作風が違うのかもしれないが、あんまりLauriらしくない印象。ベースライン自体はメロディアスにぐるぐるしてて派手ではあるんだけど、なんだか冷静というか、比較的淡々としている。私の好きなLauriはもっとテンション高くて自由で情熱的な感じなので、少し期待とは違うかも。
あと、なんか妙にマトモすぎるというか、良い意味でのツッコミどころとかB級感とかがない(ジャケやメンバーの見た目などは別として……)。どうも私はどこかツッコミどころがある音楽が好きなのかもしれない。笑
そもそも、プログレメタルにキャッチーさを求めるのは違うのかもしれないが……歌でもギターでもキーボードでも楽器はなんでもいいのだが、なんらかわかりやすい主旋律があるってことは、私にとって結構重要なのかも。
しかし美メロ度に欠け素人向けじゃない&私のイメージではあんまりLauriっぽくない、というだけで、とてもかっこいいバンドではある(*´∀`)
