Interview: Tangra Mega Rock 2011/01 メモ
Original text: http://www.radiotangra.com/?page=int&lng=en&id=255
訳そうと思っているとそのままになりそうなので、他のインタビューと被らないところ、気になったところのみ抜粋メモ。ラジオの電話インタビューということで、元記事の下の方に音声データあり。DJはブルガリア語、なのかな?
- 「Lifetime In A Moment」をライヴでプレイする予定はありますか?
- それについて話し合ったことはないけど、まだやらないだろうと思う。もちろん、個人的にはやれればいいなと思うけど。あれは自分の曲だし……
- だからこそ聞いたんですよ。
- ……もう少し速い曲をやるんじゃないかな。
- 「Darkest Hours」や「Infernal Maze」かな?
- そうだね、あと多分「Under Flaming Skies」もね。
- もう少しアルバムについて話してもらえる? あなたは9曲中1曲だけしか書いていませんね。もっと作ったけれど採用されなかった曲があるのでしょうか?
- 実際たくさん作ったよ。6曲か8曲くらいは作った。3曲はボーナストラックになったんだ、2曲はレコードで、1曲は日本盤で聴ける。けどこのアルバムではマティアスがより多くの権限を持つことになったんだ。もっと自分の曲を入れたかったと思うこともあるけれど、バンドの決定をよく理解してるし、支持している。マティアスはプロデュース面でも作曲面でも、このアルバムの中心となってすばらしい仕事をしてくれたから。
このインタビュー、Lauri個人に特化した質問をいろいろしてくれているのが嬉しい。どうせならもうちょっと曲のこととか、つっこんで聞いてほしかったな。
ごくごく控えめながら、本音ではもっと自分の曲をライヴでやったり、アルバムに採用したりしたかったという気持ちはある、という話が聞けて、嬉しいような悲しいような。そりゃーそうだよね。私も聴きたかった……。しかし”I do understand and support the decision we made.”というのもまた本音なんだろう。ボーナストラック、せめてCDならもう少し聴きやすいのに!
この後、Sinergyのことも話している。アルバムをレコーディングしていて完成しかけていたけれど結局出なかった、ということらしい。もったいないなー。
- Iron MaidenやFaith No Moreのように、ベーシストがボスになるバンドもありますよね。あなたは2005年にバンドに加入したから、ボスにはなれないわけですが、内心ではどう? 他のバンドメンバーは友達、それともただ良い仕事仲間?
- それは、良い友達だよ。つまり、バンド以外のことも一緒にやったりするようなね。クールな感じだよ。もちろんときどき難しいこともあるけれど。バンドというのは結婚みたいなものだ。けど俺は彼らを友達だと思ってる。
- 結婚みたいなもの? けれど結婚というのは、セックスで結びついていますよね。そして拙いセックスによって破綻したりする。あなたはバンドと良いセックスで結びついている?
- いや、本当にはしていないけど。(笑)けど良い関係は保とうと努めているよ、セックスは他の誰かとしつつね。(笑)ソロアルバムや何かを作ったり、少しの間ほかのバンドで活動したり、そうすることでまた良い関係になれる。
- あなたのミュージシャンとしての、Stratovarius以外での次の予定は?
- フィンランドの映画のための音楽を書き上げるところなんだ。それから春には三枚目のソロアルバムを制作できる。Stratovarius以外で今の主な仕事はこの二つかな。他に少しセッションの仕事もしてる。フィンランドのポップスアルバムで弾いたりとか。
- どんな種類の映画?
- ドラマだね。Alexi Nakkele[1]というフィンランドの監督の、”Home peace”[2]というドラマなんだ。
「ボス」になりたいとは思わないのか、的な質問については、なんだか流れでそのままになってる(か、わざとスルー?)けど、リーダーなLauriはイメージできないな。あくまで影で活躍するのが似合う気がする……。
ソロアルバム、もうかなり出来ているのだろうか? 楽しみ。だけどみんな仕事速すぎる! 英米のバンドだと、専業でやっていても何年も何年も新譜が出ないなんて普通なのに、幾つもバンドを掛け持ちした上どんどん新譜が出る。バンドは結婚のようなもの、と言っているけれど、どれだけ多重結婚なのか。笑
Emma Salokoski Ensembleにもぜひ新譜を出してほしいけど、今のところ計画はないのかな。