Torpedo “Pätkä Tietä Ja Vähän Bensaa”
参加アルバムの感想シリーズ。
Torpedoというバンドの2006年のアルバム。Lauriの時代に出たアルバムはおそらくこれ1枚のみと思われる。
Aki Trygg (guitar, vocal)
Santeri Saksala (drums)
Lauri Porra (bass)
基本はギター、ベース、ドラムのスリーピース編成。ブックレットを見る限り、Lauriはこの時点では正式メンバーだったようだ。ただしベースは音量がとても控えめ(というかギターと歌が強調されている)な上に特に見せ場もなく、存在感が希薄……Lauriが弾いてるかどうかなんて全くわからない。
Aki Tryggという人主導のバンドのようだ。ドラマーはJonna’s Problemで共演しているSanteriさん。曲調はごく普通のちょっとレトロなロック中心だが、歌詞がフィンランド語なので、外国人の耳にはそのへん斬新かもしれない。私には歌詞内容が全くわからないが!
メロディはなかなか良くて演奏もハイクオリティな雰囲気だが、それほど個性が感じられず、個人的にはこういう曲調はわりと好きだけど、正直、Lauriファン・ベースファンにはそれほどおすすめしない……気もする。(同じスリーピースロックならBen Granfelt Bandの方が好きだなー)
好きな曲は「Sinne On Pitkä Matka」「Junan Vaunussa」「Häipyy」あたりかな。
このCDはRecord Shop Xで今も売っている。
YouTube公式チャンネルで「Sinne On Pitkä Matka」が聴けます。
Torpedoというバンドについて。
公式サイトを見ると、初期のベーシストはオルガン兼任のEmerson Burtonという人で、HIMのキーボーディストだそうである。彼については全く知らないが、少なくともベースは本業ではなさそうで、このあたりからも、あまりベースが重視されるバンドでは無さそう……というのがうかがえる、気もする。
現在のベーシストはMikko Määttäさん。Mika JärvinenのFive Fifteenの人。どうやらSanteriさんも元Five Fifteenなのかな? 相変わらずのスターシステム☆
なお全体的にフィンランド語ソースしかないので、情報が間違っている可能性ありです。
Torpedo Official Website: http://www.torpedo.cc/
Torpedo MySpace: http://www.myspace.com/torpedohelsinki